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Made in U.S.A、Made in Japan

Mountain Martial Arts 世間話 ファッション 仕事

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ぼくは特にジャケットにこだわりを持っているわけではないのだが、夏のセールで購入したSouthwick × SHIPSのホップサックブレザーが袖ボタンを後から付けるタイプで、原宿のSARTOさんにボタン付けをお願いするついでに、昔買ったBAND OF OUTSIDERSも本切羽仕様にしてみた。

 
面白いのは、BAND OF OUTSIDERSはMartin Greenfield製で、オールハンドメイド、もしくはSouthwickに比べれば手縫いが多いと思われるのだが、あくまでもレディメイドのために袖はあっさりとあきみせになっている。しかも本切羽にしようとしたら裏生地が足りず、SARTOさんが袖周りを数ミリ縮めることで対応してくれた(袖口がタイトになった)。その割り切りもアメリカっぽいかも。

ちなみに着心地などはよくわかりません。オーダーメイドでない限り、なかなかハンドメイドとマシンメイドの違いが分かる人なんていないのではないだろうか。ジャケットでは昔持っていたISAIA(イタリア製)が一番着心地が軽かった。アメリカモノは質実剛健な印象。


A FACTORY IN BROOKLYN on Vimeo

 

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今読んでいるのがこれ。最近日本でも流行りのサードウェーブコーヒーやオーガニックなライフスタイルなど、ブルックリンやポートランド地産地消ビジネススタイルや小商いを紹介している。大量生産とは異なる価値観は、ひたすら突き進んできた消費主義へのアンチテーゼだ。そしてそれを支えるのがMade in U.S.A。アメリカ、面白いな。ブルックリンとポートランドには近いうちに行ってみたい。

それではMade in Japanのメリットは何だろう。

(他のカテゴリーはわからないので)洋服でいえば、十数年前に大手アパレルや商社がコストカットのために海外に工場を移したため、今ではかなりの国内工場が淘汰されてしまっているという。そこへ中国のコストアップや昨今のMade in Japanの流れで、どかっと国内製産に戻りつつあり現場はパンク状態。それがいいことなのか悪いことなのかはわからないけれど、少なくても日本でモノ作りが絶えることはなさそうだ(ただ高齢化や後継者不足などの課題山積み)。

個人的には丁寧な仕事やぼくらが考える訳のわからないデザインをきちんと、それどころか想像以上の形にしてくれる日本の工場は素晴らしいと思う。Mountain Martial Artsはグローバルブランドに比べれば価格は高いけど、その背景を考えればこれ以上抑えるのは正直なところ難しいし、工場に安く作ってくれとも言えない。その部分に納得していただきお客様にご購入いただくのは、ぼくらのクリエイションと工場の丁寧な仕事による説得力なのだと思う。

大切な価値観を守り、新しい価値観を生む。小さいながらもそんなチャレンジ。