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自転車屋のおじさんの話

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山好き、ギア好きのトレイルランナーやハイカーで話題沸騰のイベントOff the Gridに行こうと思ったのだが、場所が京王多摩川駅で電車だと乗換えがたくさんあり大変そう。

google mapで調べたら、家から20kくらいの距離なので、自転車で行くことにした。

 
と言っても、愛車APB(※)LAND ROVERはパンク中。近所の自転車屋さんでパンクを直してから向かうことにした。

(※)miniのサスペンションの開発者であるモールトン博士が城で作る小径自転車「Alex Moulton」のライセンス版。英国のパシュレイ社が製産を担当していて、すでに廃盤。ぼくの愛車は16年前に購入した。癖がハンパなく強いので万人向けではないと思う。

家に近くには個人経営風の自転車屋さんが昔からあって、小さいながらもいつも店先には新品自転車の箱や使い古した自転車が山積みになっている。なんとなく頑固おやじがやっている雰囲気が漂っている。

恐る恐るパンク修理をお願いすると、やっぱり頑固おやじ風だったがw わりと珍しい自転車だったからか、話が弾んだ。

今は自転車は消耗品として考える人が多いが、本来は多少値は張ってもいいモノを買って、メンテナンスしながら大切に使う。そんな話を聞かせてくれた。服もまったく一緒だとぼくは思う。

話の流れで、近所にあるチェーン店の自転車屋の話になった。ぼくもそこは知っていたけれど、どうもチェーン店があまり好きではない。洋服屋に例えれば、店は無個性で、スタッフの知識も充分ではない、そんなイメージがある(実際はわかりませんよ)。個人商店は、こだわりオーナーの話を聞くのも楽しみのうちだったりする。

自転車業界でも今では自転車を組み立てられないスタッフが随分といるらしい。本来なら充分な時間をかけて経験を積んでいかなければならないのに、効率だけ優先して大事なものをなおざりにする。自転車なんて命を預けるものなのだから、客側として見ればとんでもない話だ。

極端な話、個人商店は自分の責任とプライドをすべて背負っている。チェーン店はどうだろう。スタッフは責任とプライドを背負っているのだろうか。

でも、これはどこの業界でも一緒なんだろうなと思う。

パンク修理の間、前を通る近所の方々が、みんな自転車屋の頑固風おじさんに「こんにちは」と挨拶をしていく。頑固風だけど、多分頑固なのだろうけど、この近所には欠かせない自転車屋さんで、このおじさんは近所の方から信頼されているのだろうと思う。

自分自身もそうありたいと思った(それにしてもパンク修理だけでこれだけ話す客も珍しい)。

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おかげさまで「Off the Grid」には愛車で行くことが出来た。多摩川沿いの往復40k。でも久しぶりの自転車で尻が超痛い!

「Off the Grid」のレポートはこちら↓