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JAPANESE TRAIL RUNNING STYLE

トレイルランニングにまつわる話

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先日、金峰山(標高2,599m/日本百名山のひとつ)に行ってきた。

しかも女子たちと。

 
といっても、みなさん100km以上のウルトラトレイルを完走している猛者たち。

山梨県の大弛峠から朝日岳金峰山を経て、富士見小屋に抜ける10kちょっとのコース。最初は「登山だよ」、次に「ファストハイク」と言っていたのに、当日は何故かみんな普通に走っていた。。。

みなさん、それは「トレイルランニング」と言います(軽装で行ってよかった)。

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ゆるめトレイルランニングのいいところは、普段会う機会の少ないラン友と走りながらいろいろと話せること。この日はガールズトーク中心だったけどw

途中で「アメリカのトレイルカルチャー」の話題が出た。アメリカのトレイルシーンはヒッピーカルチャーの枝葉としての一面を持ち、長髪、髭、タトゥーといったスタイルのランナーが多いらしい。

たしかにアメリカのトップトレイルランナーも、トニー(アントン・クルピチカ)やジョー・グラント、ティモシー・オルソンなどはまさに典型的なスタイル。ギアもシンプルなものが多い印象。

ジョーのInstagram


対して、ヨーロッパスタイルは登山のバリエーションのひとつのように見える。スタイルも基本的には「軽量化した登山ギア」で競技志向的、トレイルランニングをやっている方も普通の方というイメージがある。

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上の写真は2012年のモンブランの麓街シャモニで撮影。モンブランを一周する100マイルレース「UTMB(Ultra Trail du Mont-branc)」では家族でゴールするランナーが多い。

では日本は?

よく言われるのは、日本のトレイルランニングシーンは鏑木毅さんが引っぱり、「UTMF(Ultra Trail Mt.FUJI/富士山を一周する100マイルのトレイルランニングレース)を目標としているランナーが多い。そのためか、ヨーロッパスタイルをさらに競技志向に強めた印象がある。

とはいえ日本でも、トレイルランニングを競技ではなくカルチャーとしてとらえているランナーは、やっぱりどことなくアメリカンスタイル風。

言ってみればいろいろなスタイルのランナーがいるのだが、結局そのハイブリッド感が「JAPANESE TRAIL RUNNING STYLE」な感じがする。ファッションや食と同様に、どこの国のカルチャーやモノも自分たちに合わせてアレンジする器用さが日本人らしい。

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この日の女子たちは、みんな自分なりのスタイルを持っていた。トレイルランニングにトレンドがあるわけではない。山で必要とする機能やデザインのギアやウェアを自然に着こなしているのは、様々な経験値があるからだろう。

こうして自然に山と向き合うトレイルランナーたちが、日本のトレイルランニングスタイルをこれから作っていくのかもしれない。MMAがそのお役に立てればいいと思っている(この日も数名の女子が着てくれていました)。

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富士見小屋からの林道を走りながら下山したら、なんとバスの時間を間違えていて終バスに乗り遅れてしまっていた。

「どうしようか」

「駐車場まで8kmだから、走っていく?」

「そうだね」

そうじゃないだろ!(普通はタクシーを呼ぶとか)

結局8km走り、合計23kmくらいの旅路だった。

山に登った後、普通に8k走るトレイルランナー女子。やっぱりタフ。


PS: ぼくもInstagramやってます。