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ピープルズチャンピオン(誰に向けて、仕事をしているのか)

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先日、Facebookでこんなニュースが上がっているのを見かけた。

 
ぼくも以前、グラフィックデザインの協会に所属していた。

会社を辞めたのはいいものの、“洋服屋出身の独学グラフィックデザイナー”が世の中に認めていただけるのか。その証明のひとつとして、協会に所属することを考えた。

いろいろな方のご協力もあり(作品の提出+紹介による入会だった)、無事入会できたのだけれど、法人設立の際に退会した。

協会に所属していた時に感じていたことは、リンク先に書かれているものと似ていて、「社会のほうを見ていない」ということだった。

例えば昨年のロゴ類似事件の際にも話題になっていたけど、業界内の賞。ぼくにはもちろんそれがどう決められているのかわからないのけれど、実際に賞を獲りたいと思ったら、まずは指定の料金を支払って自分でエントリーしなければならない。数点エントリーすれば、フリーランスにはかなりの出費。

逆にいえばどんな優れた作品でも、自分でエントリーしない限りは賞を獲れない。結果的に賞目当てのリピーター率が高くなったり、多数出品できる余裕がある事務所が多くなり、身内感が強く感じられる構造になっているのかもしれない。

そして、専門誌は賞を獲った著名なアートディレクターやグラフィックデザイナーの作品を多く掲載する。でも、それら掲載された広告や商品の中には、世間的に話題にならなかったり、すでに廃盤になっていたりするものが少なくなかった。話題にならない、売れないということは、決していい仕事とは言えないはず。業界内の価値観やポジションが優先されるのだ。

ぼくは小売り出身なので、そこにエンドユーザー(お客様)への意識が希薄であることに違和感を抱いていた。

誰に向けて、仕事をしているのか。

業界の重鎮や業界内ではなく、お客様であることがぼくにとっては自然で、以前の会社で学んだこと。今やっているMountain Martial Artsは、まさにお客様の反応がダイレクトに感じられ、難しくもあり、エキサイティングでもある。そして、楽しい。

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格闘技やプロレスには「ピープルズチャンピオン」という言葉がある。

「みんなのチャンピオン=ファンに人気のあるチャンピオン」という意味で、プロレスではThe Rock様ことドウェイン・ジョンソン、ボクシングならマニー・パッキャオUFCではロビー・ローラー、日本のプロレスだと中邑真輔だろうか。

Mountain Martial Artsは「ピープルズブランド」を目指したい。