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2017年のグローバリゼーションと反グローバリゼーション

Mountain Martial Arts 世間話

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あけましておめでとうございます。

例年、新年一発目のブログは前年を振り返ったりしていたのだが、昨年はあまりにも振り返ることが多すぎるので、グローバリゼーションに絞って。(かなりミニマムな規模ですが。。。)

グローバリゼーション(英: Globalization, Globalisation):社会的あるいは経済的な関連が、旧来の国家や地域などの境界を越えて、地球規模に拡大して様々な変化を引き起こす現象である。

 

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一昨年くらいから「世界進出!」とひとりで騒いでいたが、昨年はアメリカ人トレイルランナーのジョー・グラントとMMAWという新しいラインを立ち上げたり、ドイツのROCET STORE.でMMAが取り扱いを始めていただいたりと、海外とリアルな接点が生まれた。

共に「代理店を挟んで」みたいな話ではなく、SNSを通じて直接やりとりしている。そういう意味では、インターネットによるグローバリゼーションの恩恵を小さいながらも受けている。

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反面、社会に目を向ければ、昨年のトピックとしてイギリスのEU離脱とトランプ大統領当選は外せない。事前の予測とは異なり、グローバリゼーションにより(主に製造業など)生活を脅かされる〝声なき民衆〟の力が大きく働いたと言われている。

この十数年でインターネットによるグローバリゼーションが進んだが、それによって恩恵を受けた層と被害を被った層がいて、昨年は反グローバリゼーションの流れが加速したといえるのかもしれない。

個人的には世界的に反グローバリゼーションの流れが進んだとしても、グローバリゼーションの恩恵を受ける層が消えることはなく、結果的に社会の二層化が進むような気がする。

MMAに当てはめれば、先に書いたようにグローバリゼーションに大きな可能性を感じる反面、生産背景はほぼ国内。国内は一般的には海外生産より工賃は高いと言われているが、短納期、クオリティ、コミュニケーションとメリットは大きいと感じている。

MMAは生産数量や価格ありきで作るわけではなく、自分が欲しいもの、ユーザー様に喜んでいただけるものを必要な数だけ作ることをポリシーとしている。プリントや切り返しを用いる商品が多く、生地、プリント、縫製など手間とコストはかかるが、そのすべての工程には各々日本の職人さんたちが携わっている。価格には価値と意味があるのだ。

ぼくらの仕事は企画やデザインや販売をするだけではなく、そうした背景をご理解していただくこと。ストーリーとも言い換えられるかもしれない。それこそブランディングだと思っている。モノ自体にストーリーの価値を加えて、ユーザー様に幸せをお届けする。

そう考えると、ブランディングはグローバリゼーションと反グローバリゼーションを繋ぐ架け橋になりうる。(繰り返しになるけどぼくはかなりミニマムな規模ですが。。。)

ちょっと長くなったけど、何が言いたいかというと、混沌とした時代だからこそ志(こころざし)と信念を失わずに生きなければならないと思っている。

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昨年から年賀状の挨拶に

「新しい価値創造に努めてまいります」

という一文を入れている。

ぼくより優れたデザイナーやディレクターはたくさんいる。ぼくよりアクティビティに長けた人もたくさんいる。ぼくよりテクニカルなアイテムを生み出すメーカーもたくさんある。

でも、ぼくにしかできないことがあるはず。そんなONLY ONEの価値を今年も目指します。そのためには志(こころざし)と信念を失わずに、その先に世界中の多くのみなさまのご満足がありますように。

本年も変わらぬご愛顧をよろしく申し上げます。