蚊取り線香塾、南へ(南アルプス登山)

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先日の北アルプスに続き、蚊取り線香塾は南アルプスへ。

 

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北アルプスの玄関口は上高地南アルプスの玄関口は広河原。共にマイカー規制で公共機関(主にバスやタクシー)で行かなければならない。

決して交通の便が良いわけではない。それでも行くということは、それだけの魅力が山にあるということなのだろう。

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今回のルートは標高日本2位の北岳から3位の間ノ岳農鳥岳、いわゆる白峰三山の縦走を一泊二日で(通常二泊三日)。メンバーは塾長、塾生のIさん、ぼくの3人。

まずは広河原を出発し、標高を一気に1700m上げて北岳へ登頂。の予定だったのだが。。。

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北岳山頂までは八本歯のコルを通るコースを選択。距離が短い変わりに、岩場を直登だ。序盤は調子よかったものの、標高2200mを超えたあたりで体が重くなり、どんどんペースが下がる。。。おそらくこのところの山行の連続で疲労がたまっているのと、高度順応ができていないようだ。

そこで、塾長たちとは別ルートで、北岳をトラバースして北岳山荘へ向かうことにした。山での無理は禁物。こういう時はフレキシブルな判断が必要。

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なかなかスリリングなトラバース道。

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ほどなく北岳山荘に到着した。テントを設営し、一休み。先ほどまで晴天だったのに、一瞬のうちにガスに包まれていく。

塾長たちは北岳へ登頂して、その後北岳山荘で合流した。偶然会ったラン友も合流。夏山シーズンの週末北&南アルプスはラン友に会う確率が高い。みんな山好きだな。

午後二くらいから大雨となり、ぼくのペースであのまま進んでいたら、山頂に着く前に大雨にあっていたかもしれない。まさに結果オーライ。

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バチバチバチ。大雨が狭いテントを打つ。なんだか不思議な感覚。標高2800mで薄いナイロンのテントがぼくを守ってくれている。

夏山シーズンということもあり、北岳山荘は混雑で二人で毛布一枚だったとのこと。対してテントは自由。テント場についただけで我が家に戻った感じがする。

テントを背負って行動するのは楽ではないけれど、その苦労の何倍もの喜びを与えてくれる。

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夜になると雨もあがった。月と富士山が綺麗。その場でしか見れない景色は、心を震わせる。山では大小様々な感動に出会え、だから不便を超えて登るのかもしれない。

翌朝は晴天。塾長たちは当初の予定通り間ノ岳農鳥岳を目指すが、ぼくは体調も冴えず、ついていけそうにないので、北岳山荘⇄間ノ岳ピストン、その後北岳経由で広河原に戻ることにした。

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間ノ岳に向かう稜線で陽が昇る。これもここでしか見れない景色。

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間ノ岳に登頂成功。標高日本3位の間ノ岳。晴れていれば山頂からは360度最高の眺望を見ることが出来る。富士山、北岳槍ヶ岳など濃いキャラの3000m級の山に比べると地味な存在だが、満足度が高いオススメの山。

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先に進む塾長たちと別れ、北岳山荘に戻って荷物をまとめて北岳へ向かう。相変わらず体が重いので、のんびりマイペース。ルートは想像していたよりもガレていた。

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標高日本2位、北岳に登頂成功。なんだかチャラく写っているけど、今回は本当に苦戦してヘロヘロ。

ウェアはMMA秋冬のサンプル。MMA×PendletonのパネルTと7ポケランパンv3。パネルTは素材のストレッチ性が高く、着心地抜群。7ポケv3は春夏に発売したショーティーのレギュラーレングス。装備を簡略化した軽快感が癖になる。いい感じです。

北岳山頂を後にして、広河原まではひたすら下るだけ。しかし、最後の最後で集中力を欠いて転倒してしまった。膝と肘を負傷。これが山の上だったらと思うとゾっとする。

今回は一泊二日というコンパクトな南アルプス山行。いろいろあったけど、思い返せばよい経験ばかり。南アルプスは苦労してでも行く価値のある素晴らしい山々だった。

そうそう、帰りの甲府駅で、朝方間ノ岳で別れた塾長たちとばったり遭遇というオチ(奇跡?)があった。