OCC_2017(装備編)



先日も書いたけど、8月末にフランスシャモニーで開催された56kのトレイルランニングレースに参加してきた。

 
モンブランを一周(170k)する世界最高峰のトレイルランニングレースUTMB。ウィーク中に6つのレースが開催されるが、ぼくは170kを走る実力はないので、後半約1/3がコースとなる56kのOCC(Orsieres-Champex-lac-Chamonix)に参加してきた。

レースレポは自分のサイトのブログに書いたので、ご興味があればリンク先を読んでみてください。かなりの長編です。

 

 

 

 



こちらでは装備の話を。

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今回は距離56kで制限時間は14時間30分なので、一日で終わる。オーバーナイトレースに比べると、多少心理的に楽。

ただ、今年のChamonixは天候に恵まれず、標高2000mまで登るOCCも寒さ対策が必要となる。どこまで寒いのかは行ってみないとわからないというのが正直なところだけど、寒くて動けなくなる状況(低体温症)は避けたい。そこは過去の経験値から装備を決めていく。

TOPS: MMA Border print Tee
BOTTOMS: MMA 7pocket Run Pants
INNER: finetrack Skin Mesh / Arc’tteryx Phase SL Boxer

トップスはMMAのボーダーT。インナーにfinetrack Skin Mesh。ボトムスはMMA 7pocket Run Pantsと、自分的定番にした。MMA 7pocket Run Pantsはサイドポケットにコースや高低図、行程表を入れておき、確認したい時にすぐに出せるので便利。

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RAIN: NORRONA bitihorn dri 1 jacket
BACKPACK: MMA DUSTY Tiger Camo
SHOES: HOKA ONE ONE Speed Instinct
SOCKS: The Northface
STOCK: Helinox
HEAD LIGHT: Petzl NAO

レインはNORRONA bitihorn dri 1 jacketで、バックパックはMMA DUSTY。シューズはHOKA ONE ONE Speed Instinctで、すべてのアイテムがUltra Trail Australia 50nに完走した際に使っている。要するに、ほとんどの装備が「いつも使っている」もの。「本番で試してみる」はなるべく避けることが大切だと思っている。

INNER: Patagonia Capline4
TIGHTS: Stussy Sports

それに保温性の高いインナーとしてPatagonia Capline4(旧名称)と、普段はタイツは履かない生足派w だけど、Stussy Sportsのタイツをバックパックに入れておいた。結果的に両方とも使うことはなかったけど、持っている安心感は精神的な負担を軽減させてくれた。

一番大切な防寒対策は「寒いところに長くいない」。つまり、標高の高い場所は寒いので、登ったらすぐに下りる。実際、レースでは標高1800m以上は風も強くかなり寒かったが、1500mくらいまで下りてくれば寒さもやわらぐ。50kくらいのレースであれば、有効な対策となる(とりあえず動き続けられるので)。

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海外でのレースでは気候が国内と異なるので、あらかじめ情報を集め、状況を想定して装備を決める必要がある。また、長いフライトや慣れない生活様式など、ストレスも少なくない。

しかし、それと引き換えにしても、国内では見ることができない景色や海外トレイルカルチャーなど、得られる喜びは大きい。その喜びや海外トレイルならではの味わいは、長い距離を走る必要はなく、短いレースでも充分に感じていただけるはず。ご興味があれば是非挑戦してみてください。


※最初の映像はUTMB各レースオフィシャルのもの。レーススタートの映像と、自分がエイドに入った時とフィニッシュした時の映像が見ることができる(6€で購入)。
ここまでインフラが整ったトレイルレースはおそらく世界中でUTMBだけ。コースや景観に加えて、参加者や応援する側が楽しめるインフラの充実。だからこそ世界最高峰と呼ばれる。