涸沢の紅葉、北穂高岳の絶景(TEAM50)

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先日、トレイルランニングと登山をマイペースに楽しむTEAM50を立ち上げた。練習のような競技的アプローチではなく、山で遊ぶという原点を忘れない。そんなチーム。

最初の活動は「涸沢でのんびり紅葉を楽しむ」。

 
北アルプス、涸沢の紅葉は一度は写真やテレビで見たことがある人は多いと思う。ぼくもその一人で、いつか行ってみたいと思っていた。

紅葉の時期は間違いなく混むので、平日出発にした。しかし月末も影響してかメンバーのキャンセルもあり、結局2名という少なめのパーティーに。一人じゃなくてよかったw(一人の山行は本当に避けたい)

木曜日の夜に夜行バスで東京を出発。上高地には翌朝の5時に到着した。準備をして横尾経由で涸沢を目指す。上高地から涸沢へは800mほど登ることになる。

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実は涸沢へ登るのは初めて。以前、奥穂高岳から下ってきたことはあるけど、下るのと登るのでは印象も大違い。「たいした登りではないだろう」と思っていたら、結構キツい。9月はほとんど運動していなかったのと、10kg超のザックがじわじわっと身体に効く。。。


それでもなんとか11時頃に涸沢に到着。まだテント場には余裕があり、まずはテントを設営。余談だが、この日は涸沢テント場に700張、翌日の土曜日は1400張だったとのこと。

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紅葉はご覧の通り。色とりどりのテントの色と相まって、涸沢でしか見ることのできない魅力的な景色。この時期、多くの人たちが集まる理由がわかる。

テントを張りひと段落して、涸沢ヒュッテでランチ。さて、ここからの予定は「涸沢に着いたら、のんびりするも、他の山に行くのも自由」というゆるい感じ。意外につかれたので「のんびり」という選択肢がキラキラあたまの中で輝くが、登ったことのない北穂高岳へも行ってみたい。

ということで、とりあえず北穂高岳ピストンに。疲れていてペースもイマイチそうなので、15時になったら山頂に着いていなくても戻るということにする。

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北穂高岳には涸沢から登る他、奥穂高岳方面からの縦走、槍ヶ岳方面からの縦走というルートがあるが、共に危険を伴うエリア。運動神経がなく高所恐怖症のぼくにはちょっと無理そう。つまり、今回の涸沢から登るルート一択。しかし、ガレ場の直登でこれまたキツい。

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それでもそこそこのペースで登り、15時ギリギリで登頂。ガスも晴れて槍ヶ岳がバッチリ見える!山頂直下の北穂高小屋にはテラスがあり、3000m級の山々の景観を見ながら、コーヒーを飲むなんて贅沢も。


今回は時間の関係もあり、少々休憩して下山。北穂高岳を下る途中で涸沢ヒュッテとテントを見ると、カラフルなお菓子みたい。

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下山した頃に暗くなってきた。涸沢は標高2300m。気温もかなり下がっている。「着れるシュラフ(寝袋)」、POLER×Pendletonで防寒。

このシュラフ、手と足が出せるので着たまま行動できる。便利だけど、少々大きく重い。縦走だとなるべく軽くしたいので選ばないシュラフも、のんびり登山なら遊び心で選択肢に入る。キャンプに使う方は多いと思うけど、標高2300mでは少数派(というかこの日の涸沢で使っていたのは多分ぼくだけ)。

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夏山、そしてこの時期の上高地行きのバスはいつも満員。マイカー規制もあり、東京から行くには楽ではないのに、「なんでみんな山に行くんだろう」と思っていた。

北穂高岳に登っている途中、下りてくるご夫妻からと声をかけていただいた。ご夫妻は前日涸沢に泊まり、朝から北穂高岳に登って下山の途中とのこと。かなり長い行動時間なのだろう。

山愛好家という雰囲気ではなく、山慣れしていない人に北穂高岳はやさしくない。多分、ぼくらトレイルランニングをやっている人間が登るより、そのご夫妻が登られるほうが何百倍も大変な挑戦だったと思う。それでも笑顔で楽しそうに話されていた。

この時期の涸沢は、様々な人が集まる。今回の北アルプスで出会った老若男女のたくさんの笑顔を見て、やっぱり山は最高に楽しいから、そして人それぞれの楽しみ方ができるから、いろいろな不便を乗り越えて山に来るのだと思った。