「こんなに面白いことそんなにないよ、世の中に!」(Mountain Martial Arts 5周年)

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Mountain Martial Artsは5周年を迎えました。

アウトドアやスポーツブランドの始まりはだいたい「アスリートの××氏がスタートした」とか「○○メーカー出身の××氏が独立」的な話が多いと思う。

ぼくはアスリートどころか、走れば遅く、DNFするレースも少なくない。スポーツ業界にもアウトドア業界にも携わったことがない。トレイルランニングをマイペースに楽しむただの一市民ランナー。

そんな一市民ランナーが好きが高じて始めたブランドが5年間続けていられるのも、賛同していただいている多くのみなさまのおかげと思っています。本当に感謝の念に堪えません。ありがとうございます。

 

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少し話は変わるけど、ぼくはずっと洋服小売り会社のインハウスグラフィックデザイナーで、会社を辞めてフリーになった際に「世間に通じるのか」という不安を抱えていた。

世の中のアートディレクターやグラフィックデザイナーはほとんどが制作会社や広告代理店出身。専門性に長けた環境の中でバリバリやっている方々だ。ぼくはといえばすべてがほぼ自己流で、やってきたのも一会社内のブランディングやデザインのみ。

でもそんな不安も数年もしたら消えていた。大切なのは出身の業界ではなくて、自分自身。逆に「自分は常にエンドユーザーと向き合う小売業で仕事をしてきた」という強みがあるという気持ちにさえなってきた。大切なのは差別化で、デメリットも見方を変えればメリットになりうる。

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だからMMAをスタートする時は、そうした不安はなかった。トップアスリートがフィードバックするフルマラソンを2時間台で走るためのギアではなく、市民ランナーが市民ランナーのために作った4-5時間台でも楽しめ、ランニング以外にも使えるウェアやギア。ほぼ大手グローバルメーカーが占めるカテゴリーで、そういうブランドがひとつくらいあっても悪くない。

とはいえ、初めての自社ブランド運営なので、試行錯誤の毎日。知名度不足、営業、運用資金、ブランド価値向上。手が足りていないところは山ほどある。ブランド運営って本当に大変。

この5年間、それを支えていただいたのが、実際に走る編集やライターの方々と、MMAを着て走ってくれているユーザーのみなさまたち。「面白い」と誌面や記事に取り上げていただいたり、トレイルレースやマラソンMMAを着ていただくユーザーのみなさまを見て口コミで少しづつ認知度は上がってきた。
また、ブランドスタート時からトレイル系有力ストアさんに取り扱っていただいたことも大きかった。ひとりの力でここまで続けられてきたわけではない。

上記のようにブランド運営は大変。でも、その苦労を超える喜びがあり、なによりも刺激的で楽しい。山あり、谷あり。まるでトレイルランニングみたい。

「こんなに面白いことそんなにないよ、世の中に!」

5周年が第一エイドだとしたら、第二エイドは10周年だろうか。このあといくつの関門があるかわからないけど、まだ見えないフィニッシュ目指して一歩一歩先に進みます。

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5周年なので記念アイテムを作りました。その話はまた後日に。

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タイトルの元ネタ。この名言は鏑木さんではなく、CCCに参加して見事完走した雑誌「Tarzan」編集部の内坂さんのもの。2012年のUTMBのDVD内に収められています。

実はぼくもこの年にチームでUTMB/CCCに参加していた。DVDにはチームメンバーやラン友の笑顔がたくさん映っている。ぼくはCCCをDNFでしたが。。。

2012年にシャモニーで体験したトレイルランニングカルチャーはMMAに大きく影響している。いつかまたあの場所に立ちたい。その時は全身MMAで。