会社辞めます、にまつわる話

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“「会社辞める」と口癖のように言っている人は辞めない印象がある。辞める人はあっさりと辞める。”

と、Twitterでつぶやいたら、ぼくのTweetにしては珍しく、そこそこ反応があった。

 
そもそもなんでそんなことをつぶやいたかというと、SNSで「もう次の会社に行きたいんで」とか「今の会社はやる気なくしたのでやめます」的な発言を見かけても、その人たちが辞めたという話は全然見かけない。多分辞めてない。

対して、辞める人はさっくりと、起業や独立や転職のお知らせをSNSにアップしている。有言不実行と無言実行。どちらがよいという話ではなくて、あくまでもぼくの印象。

さて、ぼくも会社を辞めた時はかなりあっさりしていた。誰にも相談せずに、ある日辞めると上司に伝えた。なぜなら、ある日いきなり辞めようと思ったから。辞めると上司に伝える前日まで辞めようとは思っていなかったし、悩んでもいなかった。

会社を辞めるというシチュエーションは

1.転職する
2.起業する(独立する)
3.働くのを止める

という3パターンがあるのだと思うけど、ぼくの場合は2だった。起業というか、フリーになっていろいろと彷徨った後、諸事情で7年後に法人化した。

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以下の話、1と3のシチュエーションはわからないので、2に限定します。

会社から解放されて実感するのは、すべてのリターンもリスクも自分次第、ということ。「あいつが使えないから」「会社の方針が間違っている」「会社の評価が低い」なんてことに悩まされることはない。結果が出なければ「自分が使えないから」「自分の方針が間違っている」「社会に評価されていない」だけ。わかりやすい。

もし会社を辞めようかどうか悩んでいる人がいたら、辞めるのも悪くない、と今なら言うだろう(以前は止めた)。“人生100歳時代”と言われているのだ。ダメだったら会社員に戻ってもいいし、次の挑戦をしてもいい。人生は一度きり、やらない後悔より、やって反省のほうがいいと思う。経験はなによりの糧。

ただし、当然のことながら、メリットとデメリット、向き不向きはある。そこを考慮しないと、ただの無謀になってしまう。あらゆる角度からの自己分析、業界分析、現状分析などをお忘れなく。

あとひとつ、大事なこと。

「●⚪︎会社のAさん」
「起業したばかりのAさん」

では、社会の対応や評価が全然違う。会社在籍時の自分への評価や対応は、背後に会社の後光が射していることを理解しておいたほうがいい。会社を辞めると、クレジットカードひとつできないし、実績のない小さな法人は都市銀行の口座も開けない。

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この夏は「ハゲタカ」というドラマを見ているのだが、主人公の鷲津政彦にこんなセリフがあった。

「私は自ら空を飛び、獲物を狩るハゲタカだ。」

会社に勤めていても、自分で仕事をしていても、大変なことや楽しいことは各々たくさんあると思う。そんな現実の中で、ぼくが思う自営の最大の喜びが、“自由”であること。

自由は何者にも代えがたい、という方には、迷わず自営をオススメします。

ただし、会社を辞めて自分で仕事を始めたとしても、なにしろ思い描いたようにならない(※)。だから彷徨いながら、そこから勝機を見つけていくしかない。フレキシブルさやタフさなど、サバイバル能力が問われる。

※思うようになる人もいると思います。